沖縄にきたら是非食べて欲しい、絶品朝ごはん。
今回は心も身体も喜ぶ、昔ながらの食材を使った沖縄第一ホテルの薬膳朝食をご紹介します。
沖縄第一ホテルの薬膳朝食
近年メディアでも多く取り上げられている、沖縄第一ホテル。
沖縄の食材を中心に、50品目の食材を使用して作られた20品の薬膳朝食が召し上がれます。
野菜ソムリエの女将さんが、料理や野菜の説明をしながら配膳してくださいます。
まず見て楽しい
テーブルいっぱいに広がった料理を見ていると、まず鮮やかさに圧倒されます。
色鮮やかな沖縄の野菜たち、琉球ガラス、沖縄の陶器”やちむん”・・・!
紅芋とウコンを練ったパン、ゆし豆腐のスープ、通常の人参より黄色が強く鮮やかな島人参とトマトの胡麻和え、オオタニワタリのおひたし。
こちらはパンにつけるブルーベリージャム。
濃厚なゴマのソース、はちみつも用意してあります。
こちらはシークワーサージュースと長命草のジュース、手絞りの豆乳。
アロエ、セロリ、さつまいも、田芋、島らっきょう、パパイヤ、ハンダマ…
その品数の多さに目が回りながらも、あることに気づきます。
自然の味をそのまま生かしている
味付けはとてもシンプル
基本的に鰹と昆布で味付けされていて、食材そのものを味わえるような調理がなされています。
野菜が多い
沖縄料理って、基本的に野菜をよくつかっているものが多いですよね。
”チャンプルー”もほとんどが野菜。
本土ではなかなか見ない野菜たちがふんだんに使われていて、その野菜の栄養価はとても高いのです。
優しい甘み さとうきびジュース
こちらのさとうきびジュースはコースとは別、500円でオーダー。
サラッとした飲みごたえで、優しい甘みに癒されます。
なーべらー・快眠のクワンソウ
なーべらーとは沖縄の方言でヘチマのことを言います。
程よい歯ごたえでお味噌によくあいます。
快眠の野菜、クワンソウ(ニーブイ草)についてはコチラで詳しく紹介しています。
寿命が伸びる!?長命草
長命草はゴマと鰹節がかかっていて、醤油を垂らしていただきます。
香草系の香りと渋みや苦味がして、なんだか身体によさそうなお味…!
”長命草を1株食べると1日長く生きられる”と言われているくらい、栄養価が高く、パワーベジタブルとも呼ばれています。
沖縄のおじぃやおばぁが元気で長寿県沖縄!と言われるのはここに秘密があるかもしれませんね。
優しいお出汁をたっぷり吸った冬瓜
冬瓜は煮物になっていると、いつも大根と見間違えてしまいます。
優しいお出汁をた〜っぷり吸った冬瓜は口の中で簡単に崩れていきます。
食べた瞬間違いに気づく!天然もずく
口に含むと、通常食べているもずくとの違いがはっきりわかります。
滑りとシャキシャキとした歯ごたえがたまりません。
しっかり辛い!島唐辛子の粗挽き一味
こちらは島唐辛子の粗挽き一味。お好みでゆし豆腐のスープにかけていただきます。
※かけすぎ注意です※
デザートは王様のお菓子!?
食後は薬草茶をいただきました。
それから甘すぎない沖縄風ぜんざいとフルーツの盛り合わせが運ばれてきました。
フルーツ盛りの中に琥珀色の塊を発見!
これは冬瓜漬けといって琉球王朝伝統の銘菓で”王様のお菓子”なんだそう。
一般庶民が口にできるようになったのは明治以降だと言われています。
自然な味わい、見て楽しく、食べて嬉しい…とっても穏やかな時間を過ごしました。
まとめ
色鮮やかな野菜たち、綺麗な琉球ガラスに、温もりを感じる”やちむん”。
昔ながらの沖縄の食事に朝から心が満たされ、身体が元気になりました。
沖縄のおじぃやおばぁのように元気でいたいですね。
沖縄第一ホテルの薬膳朝食は前日までの予約が必要となります。(宿泊者でなくても予約可能)
ぜひお休みの日、ちょっと早起きして沖縄第一ホテルで朝食を召し上がりませんか?
きっとあなたの心も身体も喜ぶはず。
ホテル詳細
沖縄第一ホテル
沖縄県那覇市牧志1-1-12
098-867-3116
国際通り、松尾の交差点から一銀通りへ入り、徒歩1分程の所にある、赤瓦の建物が目印です。
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この記事を書いた人
エディター まっす
某サンタクロースの島出身。
自分が何歳なのかたまに忘れてしまいます…気付いたらアラサーになっていました(´・Д・)これからが女盛りですね!