沖縄で古来から愛されているショウガ科のハーブで、清涼感の中に心地のいい甘さがふわり。
牧志公設市場や道の駅、スーパーなどで微かに香るコレ!
そう、月桃です!
月桃(サンニン)
月桃は沖縄や奄美諸島、鹿児島などの熱帯・亜熱帯地方に自生しているショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草。
道端や庭先に自生しているのをよく見かけますよね。
月桃には強い抗菌作用があり、月桃で包んだムーチー(カーサムーチー)はカビないと言われてきました。
土用丑の日も近いということで!カーサ(月桃の葉)を使って鰻のカーサ蒸しを作ってみました。
鰻のカーサ(月桃の葉)蒸し
イメージは福岡柳川の鰻のせいろ蒸しの沖縄バージョン。
ネット上のレシピを組み合わせながら作って行きます!
頂き物のカーサ(月桃の葉)
まず、ムーチーの時期ではないので調理当日にカーサ(月桃の葉)を手に入れるのが困難でした。
道端に自生しているとはいえ、勝手にちぎってしまってはいけませんからね・・・。
幸運にも知人の実家に月桃があるとの情報を仕入れたので、そちらの月桃を頂きました。
めちゃくちゃ綺麗なカーサ(月桃の葉)を頂きました◎
使う材料はこちら
鰻はスーパーに金武産の鰻があったので、そちらを。
※あらかじめご飯は固めに炊き、鰻のタレを混ぜ合わせてねかせ、錦糸卵を作っておきます。
カーサ(月桃の葉)を柔らかくする
カーサ(月桃の葉)は生のままだとパキッと割れてしまい、上手にご飯を包めなかったので、お湯を沸かして色が変わらない程度に湯通しします。
生の時はほとんど香りがしませんでしたが、湯気からすごくいい香りが!!
この独特の香りがたまらないんですよねえ。
カーサ(月桃の葉)で包んで蒸す
買ってきた鰻はそのままでもいいのですが、私は一旦湯煎でタレを洗い落とし、ごま油を引いたフライパンで焼き上げ、料理酒をふりかけて蒸しました。
それでは包んでゆきます!
ご飯と鰻、錦糸卵をふわりと乗せて
両端を内側に折り、串で固定します。
もう一通りの包み方は、1枚のカーサ(月桃の葉)をクルンと巻き、ご飯と鰻と錦糸卵を詰めます。
三角になるように、くるりと巻いて、爪楊枝で固定!
ご飯2合、鰻1.5尾でこれだけの量になりました。
後は蒸すだけ。
大きなもので約15分ほど蒸しました。
蒸し器から香る月桃の香りで更に癒されます・・・。
見よ!この写真映え
試行錯誤しながら夢中で作っていたので、完成品を目の前にしてちょっとビックリ。
めちゃくちゃ香りもいいし、写真映えもよすぎるし、何より美味しい!!!
甘辛いタレがしっかりご飯に染み込んでいて、鰻の油とごま油の香ばしい香り、それを全部綺麗に月桃特有の爽やかで甘い香りが包み込んでいました。
なんて言っていいんだろう・・・もう美味しい以外に言葉が出ません。
シークヮーサーも相性バッチリ◎
薬味には山葵・山椒・胡麻も十分美味しいのですが、オススメはシークヮーサー。
追いダレにシークヮーサーをキュッと絞ると更に美味しくなりましたよ◎
次の丑の日(8月1日)は鰻のカーサ(月桃の葉)蒸しを作ってみませんか?
蒸しパンやお魚を包んで蒸してもめちゃくちゃ美味しいですよ。
月桃商品のご案内
月桃は、その強い殺菌効果・抗酸化力からお茶や化粧水、シャンプー、アロマオイル、虫除けなど幅広く親しまれています。
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この記事を書いた人
エディター まっす
某サンタクロースの島出身。
以前飲食店で頂いたことのある、鰻のカーサ蒸しを再現して作ってみました◎
予想外の映え加減に自分でもビックリでした(//∇//)