観光のすゝ

10月のおすすめ|うるま市で闘牛観戦【無料】

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秋のおすすめイベントをご紹介。
闘牛を観に行ったことはありますか?

うるま祭り闘牛大会

”県内随一の闘牛どころ”うるま市で年に1度、闘牛を無料で観戦できるイベントです。
今年で11回目を迎える、うるま祭り闘牛大会。
通常は2,500〜3,000円で観戦できますが、年に一度、この日の闘牛は無料なんです!
今年は10月15日(土)13時より開催です。

うるま祭り闘牛大会

私も数年前に闘牛観戦に行ったことがあります。
勝敗が決まるまで、身体中に力を入れて必死になって応援をして…笑
どちらかの牛が勝利を収めたときに、その牛のチームの皆さんがカチャーシーを踊りはじめるんです。
それで気持ちがほっこりするというか…。
今まで感じたことない興奮を味わえました。
イベントも近づいてきましたので、沖縄闘牛についてまとめてみました。

カチャーシー

沖縄の闘牛

闘牛は沖縄方言で「ウシオーラセー」といい、昔から娯楽として発展・継承されています。

「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。
対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。
闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

魅力

闘牛の一番の醍醐味は牛の闘争心。牡牛の「悲しい性(さが)」もあるが、必死な戦いは見ている者に感動を呼ぶものがある。
特に、これまで名牛と呼ばれてきた牛には擬人化したくなるほどある種の感動がある。
牛主でもその人が本当の愛牛家であれば、自分の牛にいかに愛情を注いでいるかが、一つびとつの仕草の中から見ることができる。勝ち牛だけでなく、熱戦の末に破れた牛も拍手で送り出したい。
(宮城邦治氏、沖縄国際大学教授)

いつもは穏やかだが、ひとたび闘牛場に現れると聞いに挑む威風堂々とした姿。
力みなぎる四肢の踏ん張りと柏手の虚をつく俊敏さ。
ぶつかる音のすさまじさ。
人力では理解しがたい力のぶつかりあい。
教えられた訳ではないのにいろんな技をくり出す知恵。
いったん相手が逃げるとほとんど追うことなく、必要以上に柏手を傷つけることのない紳士的行為。
自らの勝利を理解するかのような勝ち誇った態度。
(比嘉良憲氏、闘牛史研究家)

元来牛という動物は、動きの鈍いものの代名詞として使われてきた。
その敏捷性はあまり知られていない。
しかし、対戦しいったんチャンスとみると攻撃に転じる動きは目にも止まらない。
ここに闘牛の醍醐味がある。
(上原政英氏、元闘牛解説者)

楽しみ方

席の取り方

全席自由席なのでお好きな席で観戦してください。
その迫力を近くで感じたい気持ちもわかりますが、場合によっては砂をかぶったり牛がつっこんできたり…?
なので3列より後ろの席での観戦をおすすめします。

勝敗

原則として逃げた方が負け。
本部席の審判団が判定を下します。

敗者

勝ったほうの牛の角にリボンをつけるなどして、観客から見てわかるような工夫がしてあります。

勝者

戦況

ものの数分で終わってしまう対戦もあれば、なかなか勝敗が決まらない対戦もあります。
対戦開始から10分を経過すると牛も疲れてきます。
発汗、脱糞、放尿、舌出しの順で疲れの度合いがわかります。

舌出し

闘牛士

牛の側について「ヤグイ」という掛け声を発し、牛を叱咤、鼓舞する役目の人。
闘牛士は戦いに重大な影響力をもたらす大切な役割をします。
優れた闘牛士は勝敗がつきそうな場面を判断し、勝つための「ヤグイ」を巧みにできることができると言われています。

闘牛士

ツウな楽しみ方

牛の待機小屋にいってみましょう。
試合前にブラッシングやマッサージなどを最後の調整を行っています。
戦う前の牛を見れるチャンスです!

闘牛

webページ

●闘牛について|うるま市
http://www.city.uruma.lg.jp/culture/1249/1382

●闘牛を観戦しよう!|いいなあうるま市
http://www2u.biglobe.ne.jp/~office21/index.html

●うるまの闘牛|うるま〜る
http://uruma-ru.jp/history/bullfighting.html

●Bullfight Schedule|闘牛情報満載
http://www2u.biglobe.ne.jp/~office21/index.html

●闘牛 in Okinawa|闘牛動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC0CWobCFjxVPutwCV4TsoWg

この記事を書いた人

エディター まっす

エディター まっす

某サンタクロースの島出身。
私にとって秋は食欲の秋…牡蠣だけでおなかいっぱいになりたい♪

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