何かに悩んだり、落ち込んだりする時、いつもどうしていますか?
そんなときはパワースポットへ行きましょう!
沖縄にはたくさんのパワースポットがあります。
琉球の神話では、開闢の神アマミキヨによって作られた聖地のうち7つが琉球開闢七御嶽として語り継がれています。
琉球開闢七御嶽
- 安須森御嶽(あすむぃうたき):国頭村辺土
- クボウ御嶽:今帰仁村今帰仁城内
- 斎場御嶽(せーふぁうたき):南城市知念
- 薮薩御嶽(やぶさつうたき):南城市玉城
- 雨つづ天つぎ御嶽(あまつづてんつぎうたき):南城市玉城、玉城城内
- クボー御嶽(くぼーうたき):南城市知念(久高島)
- 首里真玉森御嶽(しゅいまだむいうたき):首里城内
その中でも今回は2000年(平成12年)に世界遺産に登録され、南部の観光としても人気の高い、斎場御嶽について紹介したいと思います。
沖縄最強!斎場御嶽(セーファウタキ)
斎場御嶽は琉球の神話の神が来訪する場所であり、祖先神を祀る場所とされています。
”斎場(セーファ)”とは最高位のことをいい、 ”御嶽(ウタキ)”とは琉球王国(第二尚氏王朝)が制定した琉球の信仰(沖縄本島を中心に信仰されてきた多神教宗教)における聖域の総称。
つまり、『沖縄最高の聖地』という意味で、最もパワーがあるとされている場所なんです!
ここで得られるご利益
こちらで得られるとされるご利益は恋愛運、厄除け、仕事運、そして全体運!
心身が浄化され、何かを生み出すパワーがみなぎると言われています。
順路
斎場御嶽入口
場内に入ったらまず自己紹介をしましょう。
名前、出身地や現住所を伝えます。
それから山道を進んでいきます。
拝所1:大庫理(うふぐーい)
まず最初の拝所。
首里城の2階も大庫理と呼ばれ、祭祀的な機能を持つ格式の高い場所です。
拝所2:寄満(ゆんいち)
2番目の拝所。
台所を意味します。
こちらも首里城内に同じ名前の建物があり、国王の食事をつくる厨房です。
シキヨダユルとアマダユルの壺
二本の鍾乳石から滴り落ちてくる”聖なる水”を受け取るため、2つの壺が置かれています。
この水には触れてはいけません!
拝所3:三庫理(さんぐーい)
ダイナミックな岩が支えあっているように見える、3番目の拝所。
こちらには4つの拝所が集まっていて、もっとも格式の高い拝所といわれています。
大きな岩と岩の間を通る海風とともに強いエネルギーが行き交うのを感じられます。
ここで写真を撮ると、オーブが映った!という方もいらっしゃいます。
奥にも拝所がありますので進んでみましょう!
拝所4:久高島遥拝所
こちらも拝所の一つ。
海の向こうにはアマミキヨが降り立ったとされる、神の島 久高島がみえます。
久高島に向かってお祈りをしていると自然とスッキリとした気分になるのがわかります。
ご利益の一つにもあるように、心身ともに浄化されたということでしょうか?
施設情報
開館時間
- 3月〜10月 9:00〜18:00(最終入館17:30)
- 11月〜2月 9:00〜17:30(最終入館17:00)
※チケット販売時間は最終入館の15分前までとなります。
休息日
世界遺産に登録されてから、ガイドブックにも取り上げられ、国内外からの観光客に人気のスポットとなった斎場御嶽。
2011年(平成23年)、聖地としての静寂さを確保し、マナー向上を考慮していただく機会とするため、年に2回の休息日が設けられました。
旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日
2016年6月5日(日)~7日(火)、2016年10月31日(月)~11月2日(水)
アクセス
〒901-1511
沖縄県南城市知念字久手堅地内
男子禁制!?
琉球王朝時代は、神に仕えるのは女性であるとされていたため、完全に男子禁制とされていました。
管理をしている南城市は休息日の発表と同時に”本来の形を今に残す慣習として、男子禁制の実施を検討していく”としています。
現時点ではまだ検討段階ですが、近い将来、男子禁制実施の可能も・・・
男性の皆さん!
“沖縄最強のパワースポット 斎場御嶽”ここは絶対行っておくべきです!
早く行かないと、入れなくなってしまうかもしれませんよ!!
この記事を書いた人
エディター まっす
某サンタクロースの島出身。
去年の夏に斎場御嶽に行ってお祈りをしてきました。何をお祈りしたかは秘密です…!