観光のすゝ

沖縄3大釣り体験!パヤオ,サビキ釣り&トローリング!

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沖縄観光でオススメしたいレジャーのひとつが「船釣り」。
お洒落にリゾート的に言うなら「クルーズ&フィッシング」。

  1. 手ぶらで行けて
  2. 朝早くから短時間で楽しめて
  3. 成果がある(ボウズはほぼない)
  4. シャッターチャンスも多く
  5. 食べて美味い(ビールも美味い)

そんな船釣りにも種類があるので、実際の体験談に基いてご紹介する。

1.サビキ釣り(グルクン狙い)

2013年、北谷町より釣具店シーランドの「体験!沖釣りツアー」に参加した。サビキ釣りと呼ばれるもので、釣れるのは沖縄県魚のグルクン(タカサゴ)を中心とした20cm前後の魚たち。初めての船釣りだったが、その入れ食い具合にびっくりした。出港から帰港までのたった3時間でこの釣果である。釣れたものは捌いてもらい一人自宅でゆっくり味わった。難しいこともなく、気持ち悪いエサにさわることもなく、デビューにはちょうどよい釣り体験。

サビキ釣りとは?
釣り糸の先には撒き餌を入れるカゴ、その途中には枝分かれした複数の糸と疑似餌に針が付いた仕掛けを使った釣りのこと。カゴには撒き餌となるアミエビを入れ、海中で揺らす。すると回遊魚たちが餌と間違えて針を食うのである。シンプルかつ釣果の高い初心者向けの釣りだ。

2.パヤオ(マグロ・カツオ狙い)

これは2015年、恩納村にあるシェラトンホテルより乗船したパヤオでの釣果。
およそ半日でシイラ小4匹、シイラ中4匹、サワラ2匹。
刺し身、天ぷら、焼き、煮付けと食べきれないほど満足のいく爆釣っぷりだった。

パヤオフィッシングとは?
パヤオとは、海底にロープなどを打ち込み人工的に作った漁場のこと。別名「浮き漁礁」と呼ばれ、浮きから海底まで延びたロープに付着した海藻類やプランクトンを食べる小魚などを居つくようにさせ、その小魚を食べる中型・大型魚がさらに集まる釣り人パラダイスのこと

3.トローリング(カジキマグロ狙い)

宜野湾マリーナ(出港)

ginowan

我々はさらなる大物を狙い、2016年はトローリングに挑戦。9月10日晴れのち曇り一時雨。
朝7時、宜野湾マリーナから鶴丸の船長ほか7名で出港!ゲンを担ぎ、前回とまったく同じ服装で挑んだ。

慶良間諸島南沖(トローリング)

慶良間諸島南沖

宜野湾マリーナからぶっ飛ばすこと1時間。かろうじて電波が入ったのでGoogleMapで位置を確認してみるとこんな場所だった。

そして、ここまでの激しい揺れで1名(紅一点)が船酔いでダウン。
(※ということで今回はおっさんしか登場しません)

トローリングとは?
ルアー(疑似餌)を生きた魚類に見せかけるため、釣り糸を垂らしながらクルーザーなどの船を巡航させて行う松方弘樹でお馴染みのロマン溢れる釣り方法だ。マーリンと呼ばれるカジキ類、ツナと呼ばれるマグロ類の他、カツオ、サワラなど大物が狙える。

ポイントに着いたらまずルアーを投げ込む。今回は大物狙い3本と小物狙い1本の計4本。準備が出来たら魚がいそうなポイントを船長が航巡するので後はただ掛かるのをひたすら待つこととなる。魚が針を食うとルアーから音が鳴るので慌てて飛び上がり、竿を船後部にある固定する位置に持っていきリールを巻き上げる。大物相手だと何十分という激闘が続くのだが、竿が丈夫なので小物の場合はあっさりとケリがつく。

トローリングは運が悪いと1時間以上何の反応もなく船にただ揺られることになる。結局我々は、本命のカジキマグロに出会うこと無く帰路についた。波に揺られること8時間、釣果はこれだ!

帰港(まとめ)

あまり釣れていないように感じるが、マグロ・カツオは朝方にヒョイヒョイと釣れたもの。そこで小さなルアーは流すのをやめて大物にターゲットを絞った。そこからの時間はかなり心労が絶えなかったが、最終的には10kgオーバーのオキサワラが上がった。残念ながらシイラ1匹はサメかバラクーダに喰われてしまったようだ。

実食@沖縄料理ちぬまん(那覇市国際通り店)

お魚限定だが、持ち込み大歓迎の沖縄料理 ちぬまんに調理してもらった。
「あれ?マグロは?」
と聞いたところ、ハマチとカツオを足した感じの魚がマグロ。小さいうちは赤くないのだそう。

料理が美味しいのはもちろんだが、一日船に揺られたあとの酒がこれまた美味い。波の余韻が残った体を中和していく。まだ早い時間だったが松山に向かう気力もなく帰ってすぐに爆睡した。

沖縄釣り体験はどれがおすすめ?

大物が釣れたのであれば船酔いの苦しみや耐え忍んだ時間も報われるのだろうが、そうでない場合トローリングはダメージがデカイ。実際、今回お世話になった鶴丸さんのサイトを観てみると、2015年のカジキ釣果は27本。シーズン中である6月から9月でも週に2本釣れるかどうか。それ自体は決して低い数字ではないが0と1の違いは大きすぎる。よって沖縄で釣りを楽しみたいのであれば先ずはパヤオをオススメする。理由は以下だ。

  1. 半日なので辛くない(漁場も近い)
  2. そこに魚がいる(楽しそうに跳ねたりしている)
  3. 餌でもルアーでも釣れる
  4. 一人一本竿を持って釣るので楽しい
  5. 女性や子どもも楽しめる
  6. 中型の大物が釣れる(サワラとか)

サビキのグルクン釣りも面白いが折角の沖縄の釣り体験。ぜひパヤオで一発大物を釣り上げて欲しい。
シェラトンホテルは他にもマリン&アクティビティが充実しているのも◎だ。

今回利用したサービス

シーランド釣りツアー (北谷町)

シェラトンホテル パヤオ・ルアーフィッシング (恩納村)

沖縄の釣船クレーンズ・鶴丸(宜野湾市)

沖縄料理 ちぬまん

この記事を書いた人

クリエイティブディレクター 浅井

クリエイティブディレクター 浅井

2012年に味噌の国から来沖。ヨーグルトと納豆を食べて、毎日肩甲骨を回せば大丈夫と思っているアラフォー独男です\(^o^)/
思えば船釣りなんて沖縄に来るまでしたことなかった。次は素潜りで銛を突いてみたいですな。獲ったどー!やりたい。

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